2021-01-01から1年間の記事一覧

友達の作り方 ~偉人達の言葉を借りて~

目次 友達のメリット 友達のデメリット 友達の作り方 【友達のメリット】 ①自己肯定感を満たしてくれる。 友達を作らなくても生きていけると思っている方も多いだろう。最近の若年者には ”1人〇〇”が平気な人も多く、未婚率も増加傾向にある。 しかし、この…

無知の知 2つの解釈

ソクラテスの「無知の知」は有名ですよね。 私は以下の2つの意味があると思っています。 ①自分が無知であることを自覚することでさらに学ぶことができるようになる これには日本人の名言でも同じようなことを語っています。太原雪斎:「おのれの才がたかが知…

恋に落ちる方法

今回は、恋に落ちる方法を説明していきたいと思います。 まず、言っておきたいこと 恋に落ちるのは万有引力のせいではないということです(笑)。これはニュートンの有名なリンゴの木の話ですね。リンゴの木から重力によってリンゴが落ちるという物理的な「落…

我々を救ってくれるもの

かなり大きなタイトルをつけてしまいました(笑)。 人生で困ることって、本当にたくさん存在してますよね。仕事や恋愛、友好関係、時にはトイレの場所探しやボスとの闘いなど、、、 ここでタイトルの我々を救ってくれるものに戻るとそれは友人の助けがある…

朝食と午後の血糖値 ダイエット

目次 ①朝食とホルモン ②ご飯の種類と血糖値 ①朝食とホルモン 朝食を欠食した場合、昨日の夕食から絶食状態になっており、低血糖気味になりやすい。その状態に対してグルカゴン分泌が起こる。グルカゴンは肝臓に①グリコーゲン分解②糖新生を促す。つまり、血糖…

ダイエット:食べる順番と食べる時間

目次 血糖値について ①野菜から食べよう ②夜間の食事は控えよう ③食べ方の工夫 ④おまけ(GI:グリセミックインデックス) 血糖値について ダイエットを考える上で、脂肪をつかないようにすることが大切です。 そのためには、まず、「血糖値を抑える」ことを意識…

不眠に対する12の対処法

不眠に対する12の対処法 ①睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気に困らなければ十分 8時間睡眠は理想と言われますが、体質的なショートスリーパーの方もいたり 日中の生活に支障がでなければ問題ありません ②刺激物を避け、寝る前は自分なりのリラックス法 カフ…

睡眠と免疫・サーカディアンリズム

【はじめに】 睡眠には,身体の状態を一定に保ち恒常性を維持する機能(ホメオスターシス)を有し,覚醒中に損なわれた身体機能を回復させる働きがある。 睡眠依存ホルモン:成長ホルモンは成長促進作用,タンパク質,糖,脂質,骨などの代謝作用をもち,身…

生活習慣病と睡眠障害

目次 ・はじめに ・睡眠の問題点 ・睡眠障害と食欲・高血圧・うつ・糖尿病 ・不眠の対処 はじめに 睡眠障害の分類 第1:睡眠の量や質に問題あるもの 第2:睡眠中もしくはこれに近接して生じる異常現象(不随意運動) 第3:睡眠覚醒に直接影響する生体の概日リ…

睡眠衛生と光

目次 ・はじめに ・睡眠衛生と光環境 ・光が及ぼす影響 ・生物時計の調節 はじめに 「睡眠衛生」とは、健康な睡眠の確保を目的として、睡眠関連の問題点を解消し、質の良い睡眠をとるような条件を整えること ①概日リズムの規則性の確保、 ②日中や就床前の良…

良質な睡眠環境と光に着目して

目次 ・はじめに ・生体の就寝前準備 ・光環境の整備 はじめに ・良質な睡眠のために3要素 ①すぐに眠る(入眠潜時が短い) ②ぐっすり眠る(中途覚醒が少なく、睡眠が安定する) ③すっきり目覚める(浅睡眠から覚醒へのスムーズな移行) ・睡眠に影響する2大…

高齢者と不眠症

目次 ・加齢による睡眠および概日リズムの変化 ・高齢者における不眠症 ・認知症における睡眠障害 加齢による睡眠および概日リズムの変化 ①総睡眠時間の減少 ②stage 1 と stage 2 が主体となり、徐波睡眠が減少する ③中途覚醒の増加・睡眠効率の低下 ④徐波睡…

睡眠と記憶固定メカニズム

目次 ・睡眠と記憶強化 ・睡眠中の記憶増強における行動生理学的特徴 ・情動と記憶 睡眠中の記憶強化 【アセチルコリン説】 ・レム睡眠中にコリン作動性神経活動は増加する ・コリン作動性神経活動は海馬におけるアセチルコリン濃度が高まることや 前頭―側頭…

睡眠の現状

睡眠と現状 目次 ・睡眠は健康維持に必要 ・睡眠とこころ 睡眠は健康維持 ・睡眠効率92%以下の人は98%以上の人に比べてライノウイルス症状発症のオッズ比5.5以上になる ・長期の不眠や睡眠関連呼吸障害は高血圧・虚血性心疾患・脳血管障害のリスク要因になる…

睡眠と学習

睡眠と学習について 目次 ・はじめに ・睡眠効果 ・睡眠実験(記憶固定) はじめに 記憶固定は「覚醒状態で符号化された新しく、かつ、不安定な記憶表現を既存の長期記憶に組み込まれた安定した表現へと変換する過程」と考えられる。 そのため、記憶が最初に…

睡眠障害と社会生活

睡眠障害と社会生活 ~駒田陽子~ 目次 ・睡眠障害の大別 ・不眠症の影響 ・寝不足の影響 ・治療注意 睡眠障害 ①睡眠の量・質 :不眠症・過眠症 ②睡眠中・近接して生じる異常現象 :レストレッグ症候群・睡眠時随伴症状 ③概日リズム異常 :概日リズム睡眠障…

高齢者の不眠特性

目次 ・睡眠と脳波 ・高齢者の睡眠 生理学的特性 ・高齢者の不眠 睡眠ステージと脳波 睡眠段階1 α波の振幅・出現量低下 θ波出現 瘤波・頭蓋頂鋭波(3~5Hz)出現 睡眠段階2 紡錘波(14Hz)・K複合出現 瘤波消失 睡眠段階3 波消失2Hz以下で75µV以上のδ波が20∼50%…

正常な睡眠と高齢者睡眠障害

目次 ・正常睡眠 ・概日リズムについて(サーカディアンリズム) ・高齢者の睡眠変化 ・加齢における日内リズムの変化 ・高齢者が不眠に陥る要因5つ ・施設で実践、非薬物治療 正常な睡眠 【REM睡眠】 特徴:低振幅の様々な周波数の波が存在する NREM睡眠の…

高齢者の睡眠 特徴

目次 ・睡眠覚醒調節のメカニズム ・高齢者の睡眠の変化 ・不眠と不眠症の違い ・不眠の評価 ・不眠の治療 ・治療の注意点 ・神経疾患による不眠 ビーズクッション ビーズソファ 100×130×28 BS57-1013 ビーズソファー マイクロビーズ 大 ソファ ソファー ビ…

高齢者の睡眠と睡眠障害

目次 ・睡眠の問題点 ・加齢による睡眠変化 ・高齢者における睡眠特徴 ・睡眠薬 ・認知症と睡眠 ・睡眠障害の分類 睡眠の問題点 睡眠を持続できない 夜間なども起きる 要因 ・疾患による睡眠の質低下 身体疾患(夜間頻尿、痛み、痒み、呼吸困難)や精神疾患…

疼痛理学療法の最新

目次 疼痛概念 不活動や運動の抑制により出現する慢性疼痛 不活動期の理学療法 【疼痛に対する3つの概念】 ①感覚的側面 ②情動的側面 ③認知的側面 ①感覚的側面(ボトムアップ型):痛みの発生メカニズム 【具体例】 転んだ時の怪我、手術後の術創部、骨折 【…

疼痛に対する物理療法・運動療法

目次 ①物理療法の課題、鎮痛メカニズム、基本 ②疼痛に対する物理療法 ③ニューロリハビリテーション ① 物理療法の課題 効果に関するデータが少ない 診療報酬が加算されない 機器が高額・操作困難 物理療法の鎮痛メカニズム ゲートコントロールセオリー 下降性…

疼痛評価 理学療法

目的 客観的に把握する 原因(発痛部位)を特定する 痛覚機能障害の程度。痛み感覚の程度を把握する 疼痛の構成要素 つよさ 性質 持続時間 局在性(痛みの領域) 強さの測定 ・Visual analogue scale 痛みの強度を直線上で表す。下端「痛みなし」~上端「最大の…

疼痛と画像診断

目次 ①痛みの種類・関連領野 ②注意と疼痛(事例多数) ① ・痛みの脳内機構 痛みは以下の3つに分類される ①感覚・識別的側面:部位や強度 ②情動的側面:不快感 ③認知・評価的側面:注意や予知 ・ペインマトリックス:痛み関連領域 ①一次体性感覚野・二次体性…

慢性痛の概要と治療:理学療法

目次 ・痛みの概要 ・脳での痛みの認知 ・治療種類 痛みの概要 【役割】 外敵から身を守る 傷を治そうと生体防御系を賦活 痛み系は神経性情報系のひとつでもありますが、液性情報系(免疫系や炎症系、血流を流れるホルモンを介して体の働きを調節)も取り込…

慢性痛と理学療法

目次 ①慢性疼痛とは ②脳での痛み認知 ③痛み治療(急性痛・慢性痛のリハビリ) ①慢性痛とは 組織の損傷や炎症が治癒しきれず、痛みが持続する【急性痛が長引いたもの】 例:リウマチ、変形性関節症 慢性痛症 例:骨折・筋損傷が治癒したが、痛みが持続している…

疼痛メカニズム

痛みのメカニズム 目次 ①痛みの伝導路 ② 痛みの神経 ③痛み刺激 ④炎症 ⑤痛みと心 ⑥痛みの抑制系 ①痛みの伝導路 1) 外側脊髄視床路 投射:大脳皮質感覚野 情報:痛みの局在・質・識別・認識 2) 内側脊髄視床路 投射:前帯状回・島 情報:痛みに伴う情報・自律…

疾患別疼痛メカニズム 理学療法

痛みのメカニズムと理学療法~運動器の痛み~ 目次 運動器とは 疼痛の捉え方 筋や関節の侵害受容線維 疾患別の疼痛 運動器とは →身体活動を担う組織・器官の総称 →筋・腱・靭帯・骨・関節及びそれらを支配する神経・血管系も含まれる 疼痛の捉え方 【過去】 …

痛みのメカニズムと鎮痛

痛みのメカニズムと鎮痛 目次 ①感覚の種類 ②痛みの受容器 ③痛み物質 ④痛みの神経線維 ⑤痛みの伝導路 6疼痛抑制メカニズム ⑦疼痛リハビリ 感覚としての痛み ・特殊感覚(嗅 覚,視覚,聴覚,平衡感覚,味覚) ・体性感覚 皮膚:(触 覚,圧覚,冷覚,温覚,痛…

高齢者と疼痛・慢性疼痛

高齢者の疼痛管理 はじめに ・高齢者の25~50%は疼痛に苦しんでいる ・高齢者の疼痛は老人性変化に起因するものが多く、難治性の疼痛になりやすい →ADL低下、痴呆に繋がりやすい ・治療するうえで、高齢者は合併症・心身機能など個人差が大きいため、個別的な…