2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

不眠に対する12の対処法

不眠に対する12の対処法 ①睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気に困らなければ十分 8時間睡眠は理想と言われますが、体質的なショートスリーパーの方もいたり 日中の生活に支障がでなければ問題ありません ②刺激物を避け、寝る前は自分なりのリラックス法 カフ…

睡眠と免疫・サーカディアンリズム

【はじめに】 睡眠には,身体の状態を一定に保ち恒常性を維持する機能(ホメオスターシス)を有し,覚醒中に損なわれた身体機能を回復させる働きがある。 睡眠依存ホルモン:成長ホルモンは成長促進作用,タンパク質,糖,脂質,骨などの代謝作用をもち,身…

生活習慣病と睡眠障害

目次 ・はじめに ・睡眠の問題点 ・睡眠障害と食欲・高血圧・うつ・糖尿病 ・不眠の対処 はじめに 睡眠障害の分類 第1:睡眠の量や質に問題あるもの 第2:睡眠中もしくはこれに近接して生じる異常現象(不随意運動) 第3:睡眠覚醒に直接影響する生体の概日リ…

睡眠衛生と光

目次 ・はじめに ・睡眠衛生と光環境 ・光が及ぼす影響 ・生物時計の調節 はじめに 「睡眠衛生」とは、健康な睡眠の確保を目的として、睡眠関連の問題点を解消し、質の良い睡眠をとるような条件を整えること ①概日リズムの規則性の確保、 ②日中や就床前の良…

良質な睡眠環境と光に着目して

目次 ・はじめに ・生体の就寝前準備 ・光環境の整備 はじめに ・良質な睡眠のために3要素 ①すぐに眠る(入眠潜時が短い) ②ぐっすり眠る(中途覚醒が少なく、睡眠が安定する) ③すっきり目覚める(浅睡眠から覚醒へのスムーズな移行) ・睡眠に影響する2大…

高齢者と不眠症

目次 ・加齢による睡眠および概日リズムの変化 ・高齢者における不眠症 ・認知症における睡眠障害 加齢による睡眠および概日リズムの変化 ①総睡眠時間の減少 ②stage 1 と stage 2 が主体となり、徐波睡眠が減少する ③中途覚醒の増加・睡眠効率の低下 ④徐波睡…

睡眠と記憶固定メカニズム

目次 ・睡眠と記憶強化 ・睡眠中の記憶増強における行動生理学的特徴 ・情動と記憶 睡眠中の記憶強化 【アセチルコリン説】 ・レム睡眠中にコリン作動性神経活動は増加する ・コリン作動性神経活動は海馬におけるアセチルコリン濃度が高まることや 前頭―側頭…

睡眠の現状

睡眠と現状 目次 ・睡眠は健康維持に必要 ・睡眠とこころ 睡眠は健康維持 ・睡眠効率92%以下の人は98%以上の人に比べてライノウイルス症状発症のオッズ比5.5以上になる ・長期の不眠や睡眠関連呼吸障害は高血圧・虚血性心疾患・脳血管障害のリスク要因になる…

睡眠と学習

睡眠と学習について 目次 ・はじめに ・睡眠効果 ・睡眠実験(記憶固定) はじめに 記憶固定は「覚醒状態で符号化された新しく、かつ、不安定な記憶表現を既存の長期記憶に組み込まれた安定した表現へと変換する過程」と考えられる。 そのため、記憶が最初に…

睡眠障害と社会生活

睡眠障害と社会生活 ~駒田陽子~ 目次 ・睡眠障害の大別 ・不眠症の影響 ・寝不足の影響 ・治療注意 睡眠障害 ①睡眠の量・質 :不眠症・過眠症 ②睡眠中・近接して生じる異常現象 :レストレッグ症候群・睡眠時随伴症状 ③概日リズム異常 :概日リズム睡眠障…

高齢者の不眠特性

目次 ・睡眠と脳波 ・高齢者の睡眠 生理学的特性 ・高齢者の不眠 睡眠ステージと脳波 睡眠段階1 α波の振幅・出現量低下 θ波出現 瘤波・頭蓋頂鋭波(3~5Hz)出現 睡眠段階2 紡錘波(14Hz)・K複合出現 瘤波消失 睡眠段階3 波消失2Hz以下で75µV以上のδ波が20∼50%…

正常な睡眠と高齢者睡眠障害

目次 ・正常睡眠 ・概日リズムについて(サーカディアンリズム) ・高齢者の睡眠変化 ・加齢における日内リズムの変化 ・高齢者が不眠に陥る要因5つ ・施設で実践、非薬物治療 正常な睡眠 【REM睡眠】 特徴:低振幅の様々な周波数の波が存在する NREM睡眠の…

高齢者の睡眠 特徴

目次 ・睡眠覚醒調節のメカニズム ・高齢者の睡眠の変化 ・不眠と不眠症の違い ・不眠の評価 ・不眠の治療 ・治療の注意点 ・神経疾患による不眠 ビーズクッション ビーズソファ 100×130×28 BS57-1013 ビーズソファー マイクロビーズ 大 ソファ ソファー ビ…

高齢者の睡眠と睡眠障害

目次 ・睡眠の問題点 ・加齢による睡眠変化 ・高齢者における睡眠特徴 ・睡眠薬 ・認知症と睡眠 ・睡眠障害の分類 睡眠の問題点 睡眠を持続できない 夜間なども起きる 要因 ・疾患による睡眠の質低下 身体疾患(夜間頻尿、痛み、痒み、呼吸困難)や精神疾患…