2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧
目次 ・長趾屈筋・長母指屈筋と足関節背屈 ・腓腹筋と膝屈曲 ・外旋六筋と股関節屈曲 【長趾屈筋・長母指屈筋と足関節背屈】 解剖:起始から停止までに踵骨の載距突起の後下方を通過している 問題点:短縮した場合、後方から距骨内側を圧迫するように作用す…
目次 ・筋力強化について ・ブリッジ動作 ・カーフレイズ動作 【筋力強化】 まず、「注意せず筋力トレーニングを行うと、弱い筋は使われず相対的に強い他の筋を使う」と言われています。 そのため、肢位・抵抗部位を意識して、強化したい筋肉に対してアプロ…
目次 ・姿勢と運動の調整 ・筋緊張の分類 ・治療の階層性 ・筋緊張コントロール 【姿勢と運動の調整】 ・健常人では日常生活上の多くの動作は、脊髄・脳幹の反射により無意識下行うことが可能となっている。それをさらに高位中枢が制御している。脳血管障害…
目次 ・実験と考察 ・脳血管障害患者の介入 【実験と考察】 ・実験① 起き上がり(右方向) 方法:背臥位、右前腕に対して上方から下方に圧を加える 結果:下肢屈筋の代償が軽減する 頭頸部・体幹の立ち直りの円滑性向上 考察:前腕がベッドを知覚し探索活動(…
【評価と解釈】 ①踵膝試験 症状:最初に、股関節のみ過屈曲し、その後膝過屈曲を認める。 進行中の突然の停止など、断続的な動作を認める 解釈:多関節運動が円滑に出来ないため、単関節運動で代償している。 主動作筋・拮抗筋の収縮・弛緩の遅れ。 ②指鼻試…
目次 ・小脳の可逆性 ・小脳の運動学習 ・小脳と介入 【小脳の可逆性】 ・長期増強 ほめて強化することで望ましいパターンの生成回路を強化する方法 ・長期抑圧 叱ってペナルティーを科して間違った生成回路を減弱させる方法 【小脳の運動学習】 ・順モデル…
目次 ・失調症状の特徴 ・運動失調の種類 ・アプローチ 【失調症状の特徴】 ①その症状が動作の場面でより顕著に出現する ②四肢と体幹が過大でかつ粗大に動くこと ③環境や動作の場面の違いにより症状が異なる ④失調症の種類により特有の症状が出現する 【運動…
目次 ・手洗い動作 ・脳血管障害患者の手洗い動作 ・他の日常生活動作への展開 【手洗い動作】 1.水を出す 2.両手を蛇口下に伸ばし濡らす 3.片手を伸ばし石鹸を握る 4.石鹸を両手のひらでこすり泡立てる 5.片手を伸ばし石鹸を戻す 6.両手をこす…
目次 ・糖尿病における運動療法 ・糖尿病を合併した脳血管障害患者の特徴 ・リハビリの目的 【糖尿病における運動療法】 ・患者様自らが行わないと効果がでない。医療者が治すというより、患者様が自分で治そうとするようにアシストするのも大切 ・運動療法…
目次 ・立ち上がる動作とは ・構成要素 ・正常動作 ・脳卒中片麻痺の立ち上がり ・治療 【立ち上がり動作】 座位から抗重力位である立位に向かう過程の動作 立位に向かうに従い、支持基底面は小さくなり活動の自由度は大きくなる バランスをとるために、筋を…
目次 ・姿勢反射 【姿勢反射】 姿勢反射は、緊張性頸反射、前庭迷路反射、前庭脊髄反射は姿勢保持のために筋緊張に影響を与える。 【前庭器官】 半規管は、頭部の回転や角加速度の制御ならびに前庭-眼球反射機能で眼球の制御をしている 卵形嚢・球形嚢は、…
目次 ・3つのポイント ・姿勢制御 ・視覚機能 ・聴覚機能 ・体性感覚 【3つのポイント】 気づき:情報にアクセスする 手がかり:問題解決の糸口 探索:試行錯誤・解決しようとする行動 気づき・手がかり・探索で得られた動作を学習し、フィードフォワード機…
立位や座位・臥位での動作時に臀部に力を入れるメリット 殿筋群を収縮させると、作用として、股関節伸展、外旋・内転方向への動作が出現します。これに対して、内腹斜筋、腹直筋、内外腹斜筋重層部位などの骨盤周囲についている筋が拮抗筋作用として働く必要…